私が使っているプラグインの紹介です。内容は適宜更新予定。
はじめから入ってるプラグイン
WordPressにははじめから有用なプラグインが入っていますが有効化されていません。有効化と初期設定を必ずやっていきましょう。
スパム対策:Akismet Anti-Spam
コメントのスパム判定をしてくれます。コメントを許可しているのなら有効化しておきましょう。
利用にはAkismet.comのAPIキーが必要です。有効化すると案内が出ますから、それに従っていけば大丈夫です。
商用サイト向けの有料プランもありますが、個人利用なら無料で使えます。一度設定すると再度アクセスすることもないので、パスワードとAPIキーを覚える必要はありません。別のサイトで必要になったらパスワードリマインダーを使えば大丈夫です。
日本語対応:WP Multibyte Patch
WordPressの日本語関連(マルチバイト文字)の不具合を修正してくれます。設定項目もないので、何も考えずに有効化しておいてください。
このプラグインを入れると、編集画面の文字数カウントが正確になったり、サイト内検索で全角スペースを区切り文字として認識するようになります。その他の効果はWP Multibyte Patchの公式サイトを見てください。
WordPressの機能追加・改善
自動バックアップ:UpdraftPlus
データベースだけでなく、プラグインやテーマもバックアップしてくれます。
有料プランもありますが、無料プランでも次の項目が設定できます。
- バックアップ対象(プラグイン/テーマ/アップロードファイル/wp-content)
- バックアップ先(Dropbox/Amazon S3/Google Driveなど)
- バックアップ間隔
- 残しておく世代数
プレミアム版になると、バックアップ時刻の設定、バックアップ先の追加、無料のバックアップストレージ(1GB)などの機能が追加されます。
不要データの削除:WP-Optimize
次のような不要なデータを削除できます。
- リビジョン(以前に保存した投稿データ 保存する度に増えます)
- 自動保存された下書き(手動保存したものとは別)
- 未承認・スパムコメント
WordPressはデフォルトだと表示用の投稿データと同じテーブルに、無制限にリビジョンを保存する謎仕様なので、放っておくと表示速度に影響が出ます。リビジョンに関して知らなかった、特に制限していないという方は一度実行してみた方が良いと思います。
アップデートの自動化設定:アドバンスド自動更新
WordPressの自動アップデート設定を変更できます。
WordPressには自動更新機能が付いていて、デフォルトではWordpress自身のマイナーアップデートのみ更新対象になっています。設定を変えることで、Wordpressのメジャーアップデート、プラグイン、テーマを自動更新できるようになります。
私はプラグインとテーマを追加で更新対象にしています。
問い合わせフォーム:Contact Form 7
サイトに問い合わせフォームを設置できます。
SEO・アクセス解析
サイトマップの自動生成:Google XML Sitemaps
Google Search Consoleなどへ登録するためのサイトマップを生成できます。
サイト内検索解析:Search Meter
ユーザーがサイト内検索をしたキーワードを確認できます。
サイト内で検索されたキーワードは記事を作成、改善する上で非常に重要なので、必ず把握しておきたい情報です。
Google Analyticsでも設定すればサイト内検索のキーワードを取得できるはずなので、将来的にはこのプラグインは外すかもしれません。
投稿関連
投稿のMarkdown対応:JP Markdown
投稿をMarkdownで書けるようになります。Markdownのまま保存されるので再編集も可能です。
目次自動生成:Table of Contents Plus
このページにあるような目次を自動的に生成します。
リンク切れチェック:Broken Link Checker
投稿内にあるリンクがリンク切れになっていないか自動的にチェックしてくれます。
リンク切れが多くなってくるとユーザービリティを損ないますし、検索エンジンの評価も下がります。かといって、記事内に大量にあるリンクを手動でチェックするのは不可能なので、このプラグインが役に立ちます。
リンク切れがあった場合はダッシュボードに表示されます。
ソーシャルボタン追加:WP Social Bookmarking Light
投稿ページの上下(あるいはどちらか)にソーシャルボタンを追加できます。
追加するソーシャルボタンや並び順は設定可能です。日本製のプラグインなので、はてなブックマークなどの日本でしか使われていないサービスにも対応しています。
プログラムの自動ハイライト:Crayon Syntax Highlighter
こんな感じでプログラムを見やすく表示できます。対応言語はWordPress.orgの配布ページにある、Supported Languagesの項目を参照してください。
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#include <stdio.h> int main(int argc, char *args[]) { printf("Hello, world!\n"); return 0; } |
なお、対応言語の中にない言語でも適当にハイライトしてくれるので大丈夫です(この例はVBA)。
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Public Sub VBALoop() Dim count As Long For count = 1 To 10 Debug.Print "num: " & count Next End Sub |
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